さくさくと

　

　小説家鷺沢萠さんのサイトの日記を出版したものです。私の一番好きな物書きの人です。昨年四月に自死したと聞いた時は驚きました。ことさら何をいう気はありません。
　彼女の日記に「風邪薬を一瓶あけた」とありますが、良い子はまねしないで下さい。そのためとは思いませんが、薬の中には「やる気」を抑制する成分も含まれているものがあります。風邪薬や下痢止めなどの眠くなる成分がこれにあたるものもあります。調子の悪い時はじっとしていましょう。
　私自身は自殺礼賛でも否定でもありません。生きたいように生きる権利のなかには死にたい時に死ぬ権利もあるはずです。結構自殺否定の人は多い気はしますが。こんなことを言えるのも世の中が豊かになったからでしょう。キリスト教は自殺否定ですから。
　あまり教条的になると多様化した思想の中では保守的と捉えられるでしょう。いろんな人がこの世の中を作ってる事を忘れないようにしないと、自分の考えに固執するあまり他人を傷つけることもあります。
　常に最大多数の最大幸福が正しいと言うわけではありません。頭のいい人が常に最善の手を考えつくわけでもありません。キューバ危機のときのアメリカのキューバに対する決定がそれを示しています。すべては無常と言うことでしょうか。

一個だけ追加。
　ポリティカルコンパス：政治-0.8　経済-0.93
　political compass:Eco-3.38 Pol-3.08