にゃんことの遭遇

 今日、黒猫を見ました。いきなり飛び出してきてびっくりしました。もしかすると、あのびっくりは私の幸せの一欠片が奪われたからかもしれません。
 良く、黒猫は不幸の象徴と言われます。・・・たしかに、夜猫の目が光るのを見たら、びっくりします。しかし、黒猫は「みんなから少しずつ幸せの欠片を集めて、不幸せな人に大きな幸せをプレゼントする」と言われていたそうです。不思議パワー。
 「幸せの欠片をなくした」と嘆くことも、「私の欠片で幸せになる人がいるんだ」と思うことも自由です。私は幸せのおすそ分けをできる人になりたいです。
 なぜ黒猫の不思議パワー伝説と小悪魔伝説とがあるのかは分かりません。しかも「汝の隣人を愛せ」などとの給うキリスト教文化圏で小悪魔伝説(というか魔女の僕)が存在しているのは興味深いです。
 これは私の推測ですが、猫は鼠を取る(鼠だけじゃないんですが)→鼠は病原菌の媒体になりやすい→猫を飼ってるうちは病気になりにくい→なぜだ???、とやってるうちに猫の飼い主は魔女で魔法を使ってるから病気にならないんだ→さては猫も魔法が使える???とかなんとかねじくれてしまったのでしょう。
 魔女狩りの頃は、魔女は悪魔と契約して魔法を使ってる、という認識でしたから、猫が魔法を使うなんていったら猫=悪魔です。つまり、猫も一緒に(略・・・単なる妄想の域をでませんが。検索すれば猫伝説がいっぱい拾えるでしょう。正しい話はそちらにお任せします。
 こんなこと書く私は猫大好き。犬も大好きですが。こにゃんこの可愛さやこわんこの愛くるしさと言ったら・・・(10行ほど削除)
 もし、幸せ集めが不幸招きになったのなら私には単なる八つ当たりに見えます。八つ当たりは良くないです。幸せは祝福しましょう。妬んではいけません。人を呪わば穴二つ。昔の人はいい事言いました。
 おまけ。「ねたむ」で変換すると「妬む」と「嫉む」とあるんですね。「嫉妬」はこの両方です。実は両方の字義があるのですね。
参考資料
希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く