連想してみる

 病気-病院-看護師の知り合い-看護師?-PC(ポリティカルコレクトネス)-PCって言葉狩りにちかいよね-なんかそういう法案あったよね-人権擁護法案だよ!
 連想とびすぎ。看護婦はいまは看護師が正解。…伝わればどっちでもいいと思いますが。スチュワーデスもだめです。フライトアテンダントと言わないと。ちゃんとスチュワードという男性形もあるんですがねえ。連想はさらにとびます。

 **ジャーゴンについて


 ご存知の方もいるとは思いますが、隠語または専門用語。訳としては業界用語もありかと。確かに訳すと意味の重なる部分とそうでない部分があります。だからといってそのまま使わなくてもいいじゃあありませんか。確かに訳語のないものもあります。たとえば、「アイデンティティ」なんかはその例です。identifyという単語がありますが、確認する:識別する、のほかになんと自動詞では意気投合する、という意味もあるそうな。*1

 話がそれたので戻します。専門用語、たとえば楽譜も見る人が見れば分かる=一定のルールに基づく読み取り方がある、という意味で専門用語といえると思います。ですが、インフラといったらどうでしょう?また、M&Aといったら?解説はしません。検索すれば分かります。さすがにM&
Aには新聞だったなら()で訳がつきます。ですが、「インフラ」はどうでしょう。この言葉は一般的とはいえないと思います。例示の良し悪しはまた別の話。私はジャーゴン=内部と外部とを峻別する為の言葉、としています。本来言語は伝達を最重要視すべきだと思っています。「メシ、フロ、ネル」というたった3語ですら意思を伝えることができます*2。しかし、専門的に見えるがその実一般的でないというだけの言葉を使うことは、本当に意思の疎通を図るつもりがあるのだろうか、と思います。

 自分自身が衒学的だといわれれば、その否定はしません。ただ、脳の記憶/再生プロセスとして抽象化と関連付けがその中核である、と池谷裕二氏の著書で読んだ…ような。肝心の本が発掘できなっかたので間違いがあるかもしれません。というかこんな様なことだったな、といった程度にしか覚えていませんが。

進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線

朝日出版社:\1,575

 検索したのでおいておきますね。面白いですよ。
 
 上にある私の連想をみて頂ければ関連付け、というか伝言ゲームも真っ青ですね、この連想は。私は私自身でしかないので他の人がどういう連想をするかわかりません。同じ結果になる人はまずいないでしょう。…また話が飛んでいますね。なにぶんvotka+オレンジですので。ご容赦ください。

 さて、外部と隔絶した部分はどうなるでしょうか。私は専門家ではありませんので(この文すら今日の話題という程度です)、確かなことはいえませんが、その閉鎖性を高める方向に向かうと思っています。例が微妙ですが、○○省が某大臣に対して・・・アレですよ、「お前は気に食わない」と・・・まあ・・・表現、したことがありましたよね?本来、役人というのは手続きを正確に実行するといったところでその優劣が評価されるはずだと思うのですが。いわゆる小役人的ですが、法治国家であるならば基本前提であるような。なんと言われても、申し訳なさをいっぱいにその態度にのみだしつつ「申し訳ありませんが、法律でそう決まっていますので。」というのがプロの役人であるはずです。もちろん、そう言われたらしょうがないと思うのが民衆というものです。役人だって人間なので自分の意思と違う決定をすることもあるでしょう。…また、話が。

 ・・・まあ、その。内部でのみ通じるといえるようなジャーゴンは外部よりの新規参入、そしてそこからの離脱を困難にすると思います。前者はともかく後者は一旦そこに馴染んでしまうと、外部との折衝が難しくなると思います。なにしろ言葉が違うわけですから。余談ですが、日産のカルロス・ゴーン氏が最初にやったことは、ことばの再定義だったそうですよ。同じ意味の言葉を使えば意思疎通は容易且つ確実になりますから。

 そして、リストラクチュアリング=リストラ≠人減らしによって自身の性質を流動的なものとした部分は外部の言語を獲得し、それにより新たな可能性を見出す・・・となれば理想的ですが。そう簡単にはいきません。ある部分からの言葉がその部分を再定義:固定することもありえますから。なんとなく入れ子のようになってきましたので。きょうはこのへんで。

*1:IDは別にこの単語の頭2文字とかではないらしい

*2:一方的であっても