回復

 PS2直ったよ!

 ・・・何にもしてないのに直るとはどういうことだろう。ただ半年ぐらいほっといただけなのに。当時かって半年ぐらいだったから使いすぎでもないだろうし。謎です。

 「イーオンフラックス」を観てきました。約400年後の世界が舞台だそうで、いろいろとステキ道具が登場してました。ネタばれありなので隠しときます。


 まず苗字の「フラックス」、独裁者の「トレボー」でゲーム「ウイザードリィ」を思い出す。ゲームではフラックス(FLUX)は敵キャラ、トレボーは王様として登場。トレボーの苗字がグッドチャイルド。ロスチャイルドを連想しました。

 群集のシーン。傘さしてる人がいますが、番傘としか見えません。人類の99%がウイルスで死んだ世界なので、いろいろ文化が融合したのでしょう。

 錠剤による通信。盗聴防止手段なのでしょうか。皮下埋め込みがた通信機も登場します。こっちは光ったりしてるので、一般向きなのでしょう。何にもないところで独り言をしゃべってたら、危ない人ですから。

 監視施設に侵入のシーン、夜なのに白い服とは。施設内、水面に投影。ナノマシンでも使っているのでしょうか。爆弾も不思議爆弾。

 皮下に地図埋め込み。この人たち、体内になんか機械埋めてるようです。パジャマがえっちい。というか、あの格好で寝るのはありなんだろうか。

 独裁者暗殺のため、なんかすごい建物に侵入。それよりシサンドラの「下の手」の発想がすごい。樹になっている果物から変な注射針マシンガン&よく切れる芝生。CMにもでてたすごい芝生。周囲の監視という意味では視界が通るほうがいいからかなんか知りませんが、威圧的な壁はありません。ステキ偽植物のほうが効果的でしょうし。

 建物の中でなんか金属球撒きながら行動。そんな音立てたらばれそうですが、伏線です。

 暗殺失敗→捕まる。壁がガラスになるのは光の屈折率操作でガラスを壁に見せてたのでしょう。靴のヒールから薬瓶。イーオンの「靴が好き」という台詞はここにひっかかってくるようです。というか、身体検査ぐらいしろと言いたい。ここで金属球登場。爆発かなんかで壁破壊→脱走。

 議長(トレボー)の部屋の床に隠しスイッチ。仕掛け自体はありがちですが、床が木製なのはちょっと珍しいかも。床下は図書室。トレボーの絵がいっぱいかかってると思ったら、実は伏線。なんかでっかいヒトデかフェイスハガーみたいなワープベルト。いかにもな研究室。イーオンにそっくりな写真(のようなもの)発見。図書室に戻ったらフレイヤに襲われる。ガットリングガン・・・かと思ったら、ダーツガン。なぜか五角形に刺さるでかい針。

 スパイものによくあるようなワイヤーで飛び移る道具、はじかれる。そのため危険な方法で飛行船に飛び移る。なんで布状のものがぶらさっがてるんだろう。ここらで世界の仕組みが読めてきます、と同時にそのころ一方〜の手法で黒幕が誰かわかります。

 序盤で殺された妹の生まれ変わりと再会、議長の口から人類の生き残り皆クローン発言。>な、なんだってー!(AA略 図書室の壁絵は同じ顔の別人だったのですね。

 議長と一緒に逃げるときの銃、何発弾が入ってるんだろう。一応弾切れの描写も他のシーンではあるのですが。貼り付け可能な未来時限爆弾いいなあ。小道具大好き。議長被弾→弾を取り出してから傷パッチ。やっぱり未来絆創膏、瞬時に傷が治るようです。

 モニカン(反政府組織)のメンバーと秘密通信する、縛られて水没してるシサンドラ。あの錠剤はいらないのか、別の方法があるのか。

 黒幕の、議長の弟オーレンと対決シーン。秘密通信の通信機は背中にあったのだ。この前後の会話でほとんどの伏線が回収されます。そして飛行船爆破の際、管理者から明かされる秘密。この人がいなかったらイーオンという人物は存在しなかった。

 世界設定としては、人類ウイルスで激減と同時に生き残りも不妊症に→グッドチャイルドが研究、全滅しないようにクローンで時間稼ぎ、というのが裏設定でしょうか。

 ストーリーをしっかり消化した、面白い映画でした。