食休み

 ちょっとデザインの変更を。気分転換です。
 格闘する者に○ (新潮文庫)
 三浦しをん「格闘するものに○」。三浦氏のデビュー作です。好き嫌いが分かれるような気がします。評価というものはは好き嫌いで決定されるわけではありませんが、ひいき目はありますので、ある特定の意見を絶対のものにすることは危険が伴います。
 思うのですが、完全に客観的な視点というものは存在しません。誰かの口を借りて語られる限りその人の意見が混ざります。可能な限り客観的な視点にするためには、自分にすら向けられるような批評精神だと思います。それを忘れたとき、ある意味身勝手な意見が発生します。かく言うこの発言も身勝手なものの可能性もあります。
 ただ、その身勝手な意見が有用なものであるときもあります。最終的には自分で判断することが大切だと思います。